以前に、FLASHFORGE Adventurer3でPPGWフィラメント材料を使用するために必要な物についてブログを書きましたが、今回、購入して実際に3Dプリントしてみたので、レビューを書いていきます。

用意したものは、こちら!
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⓪3Dプリンタ:FlashForge Adventurer3
①PPGWフィラメント
②PP用タックシート
③0.6mm 265℃ノズル

今回、3Dプリントで使用する材料のPPGWは、PP(ポリプロピレン)にGW(グラスウール)を配合し、収縮低減と高強度を実現したフィラメントです。高靭性、耐薬品性(酸やアルカリ、鉱物油など)、積層間の密着力が非常に強く、優れた耐熱性(120℃20分のオートクレーブクリア)、一般的な塗装などが可能でした。

詳細は前のブログを!


まず、準備として行ったこととして、ノズルの交換です。
Adventurer3はワンタッチで交換できるので非常に簡単でした!
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ノズルを交換して終わりではありません、3Dプリンターのノズルの温度補正を行う必要がありました。説明書どおりに進んでいけば簡単に行えます。ノズルを交換したので高さの調整・校正も行いました。
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私の場合、ファームウェアのアップデートをしばらく行っていなかったので、アップデートを行いました。


次に、プラットフォーム(造形テーブル)に購入したシートを貼り付けました。透明なシートでした。
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次に、購入したPPGWフィラメントの挿入を行いました。今回のセッティングは、下記の写真のようにしました。部屋の置き場所の関係から、こうなってしまいます。。。
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ハードの設定が完了しましたので、ソフトウェアでテスト造形するサンプルを開いて設定を行いました。使うソフトウェアは「FlashPrint」です。
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今回、テスト造形した3Dデータは、WEBから無料でダウンロードしてきたものです。(※元のデータを5倍に大きくして造形しました。)


温度の設定などは、下記のサイトの内容を参考にさせていただきました。


購入したフィラメントの箱の裏には、推奨造形温度220℃~250℃、ベッド温度は常温~50℃と書いてありました。使用上の注意点の紙も入っていまして、詳細な推奨設定が書かれていました。
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私の主な設定は、こちら
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スライスを実行して、データを転送して3Dプリント開始!
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無事に完成!?
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プレートを外してみると、フィルムが浮いてました。
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※収縮によるソリが発生しているためと考えられます。

さらに、造形物を取り外すときにフィルムを破いてしまいました。。。
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破けなければ複数回つかえるのですが、1回で終了~涙。造形が無事にできたので良しとしますかね。

造形が完璧に上手くいったかと思いましたが、ソリが発生していました。
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3Dプリントのベンチマークとして、よく使用される「3D Benchy(船)」も造形してみました。大きな問題もなく通常の出来栄えでした。
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強度としては、PPと似ていて粘り強さ(高靭性)がある気がしますね。
PPの物性の特性が欲しい人は、一度、試してみても良いかもしれません。

正直、造形するのが難しいと思っていましたが、1発目で造形できてビックリでした。ソリが発生したり、フィルムが破れたりはしましたが、まずはカタチができたので良かったです。

今後、良い条件などが分かった場合には、ブログに書きたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。