Fusion360をインターネット接続できない環境で使う場合について紹介します。パソコンがインターネット接続できていない場合、自動的にオフラインで起動されて作業できます。※ただし、前回終了する際にサインアウトして終了している場合には、必ず一度ネットに接続してサインイン(ログイン)する必要があります。

 事前にオフラインにして終了しておくと安全かもしれません。(※ただ場合によってサインインを求められる場合があります。その時は私は仕方がないので一時的にスマホのテザリングでつないで、そのあとオフラインにしています。)
offline


手動でオフラインとオンラインを切り替えることもできます。
図6

事前にオフラインで作業することが分かっている場合には、事前にデータをキャッシュしておきましょう。データパネルからデータを右クリックしてオフラインキャッシュに追加をします。
図1

オフラインキャッシュに追加されたデータは、お使いのパソコンのローカルドライブに保存されています。
私の例:
C:\Users\rucky\AppData\Local\Autodesk\Autodesk Fusion 360

古いファイルも削除されずに残っていてパソコンのデータ量を圧迫している場合には削除などの整理をしても良いかもしれません。(大事なデータまで削除しないように注意!)
詳細については、こちら

https://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/How-to-locate-locally-cached-files-in-Autodesk-Fusion-360.html

新規で作成したデータを保存した場合にも、一時的に自分のパソコンのローカルドライブに保存されます。ネット接続された環境でFusion360を起動した際に自動でクラウドにアップロードされます。
公式では最大2 週間までオフラインで作業することができるとされています。できるだけ早めにネット接続してFusion360を起動することをオススメします。

基本設定からオフラインキャッシュ期間を変更できますが、ライセンス認証やアップデートの関係から2週間前に1度ネット接続しての起動は必要のようです。入力できるのは99.99日まで。
図1



データ以外のキャッシュデータをクリアしたい場合には、画面右上から行えます。操作に不具合がある場合などは、キャッシュデータのクリアで直る場合があります。データは削除されませんので御安心ください。
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パソコンがネット接続されているのに、オンラインで起動できない場合には、メーカー側オートデスクでトラブルが起きている場合があります。こちらの記事を参考にしてください。
http://home3ddo.blog.jp/autodesk-health-dashboard-fusion360-job