普段3Dのことをメインにブログを書いているHome3Ddoのサイトですが、今回は2DCADの内容です。

2DCADは有名なソフト、世界的なスタンダードと、標準フォーマットと言っても良いかもしれません。
AutoCAD は皆さん、ご存知でしょうか。AutoCADはオートデスク社が開発提供している2DCADなわけですが、AutoCAD LTというライト版があるのは、ご存知でしょうか。

AutoCADには、3Dの機能があったり、機械系、電気系、建築系、建設系などの専用ツールがありますが、LTは一般的な2DCADの機能である線を描いて図面を書くことができるAutoCADの簡易版になります。

もちろんAutoCADの方が機能が豊富で効率よく図面を描くことができますが、LTでも、ちょっとした図面の作成や修正は行うことができます。

前置きが長くなりましたが、そのAutoCAD LTが2020年9月18日まで最大20%オフで導入することができます!!

Autodesk(オートデスク)


もちろんAutoCADもセール中です!
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例えば、このブログで紹介している3DCAD-Fusion360で作成した2D図面をAutoCAD LTに読み込んできて編集作業を行うことで、より業務で使うための分かりやすい図面を作成することができますよね。
後は、三面図などの投影図などをFusion360で作成して、そこからはAutoCAD LTに読み込んできて、別な人が作業をするなどの業務分担をして仕事を進めていくというのも1つの流れとして良いかもしれないですね。

また、LTではなく、AutoCADであれば、Fusion360で作成した3DデータをSTEPファイルなどに変換して、3DデータをAutoCADに読み込んできて、AutoCAD上で投影図の作成を行い寸法を付けたりなどの作業が可能でした。

日本のモノづくり製造業の現状として、3Dデータだけで仕事をしている企業というのは少なく、2D図面も使用してのモノづくりが一般的です。

3Dプリンターが多く普及していきてはいますが、2D図面によるモノづくりがなくなっていないのが現実です。

それには様々な理由がありますが、1つが寸法公差や幾何公差や仕上げ指示などの製造における細かい指示が3Dデータだけで表現して共有しあうというのが難しいからです。

3D図面というのも10年以上前から取り組まれてきていますが、2D図面と比べると、どうしても見づらいというのがあります。

カーナビの地図をイメージしてもらうと良いかもしれませんが、地図で目的地までの経路を見るときに、3Dの立体ではなく、真上からみた2Dの図の方が分かりやすいのではないでしょうか?

そして、信号などの曲がる箇所などの詳細なところは、3Dで近くの建物の情報が見れた方が曲がるところを間違いにくいというのがあるかと思います。

3Dの良いところ、2Dの良いところというのが、やはりあるんですね。
人間、何でもかんでも3Dの立体で考えると分かりづらい部分もあるんだと思います。
上手く使い分けていくというのが正解なのかなと思います。

といったところで、今回は、AutoCAD LTのセールについてNEWSとして書きましたが、2DCADも日本のモノづくりにおいて必要不可欠なものであるので、この機会に購入して勉強や仕事に使用してみてはいかがでしょうか。

2DCADには無料で使えるモノや、もっと安価なソフトもありますが、AutoCADが2Dデータの標準フォーマットとなっているので、2Dの仕事を行うのであれば、特に製造業の場合、AutoCAD、AutoCAD LTを使うことをオススメしますね。

AutoCAD LTについて勉強される場合には、一般図書が多く販売されていますので、そちらを購入して勉強したり、インターネットで検索してもらっても有益な情報がたくさん入手できると思います。







私も簡単なテキストですが、SlideShareにテキストを公開しています。



ではでは、2Dにも興味がある方は、このセールの機会にAutoCAD LTの購入を検討してみては、いかがでしょうか。

Autodesk(オートデスク)
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