3DCADにおいて、モデリング手法は大きく2つに分けられます。
作成していく履歴(ヒストリ)を保存(キャプチャ)していくパラメトリックモデリング、
作成していく履歴(ヒストリ)を保存(キャプチャ)しないダイレクトモデリング
Fusion360では、両方のモデリング手法が使えます。
設定方法は、基本設定からとモデリングしている中で変更できます。
設定をすると、
デザイン履歴をキャプチャしない場合、形状を変更するには、
修正コマンドの「プレス/プル」や「移動」コマンドを使用すると良いと思います。
パラメータを管理しながらモデルを作成したい場合は、履歴をキャプチャし、
履歴を気にせず、ダイレクトに形状をつくり、変更、修正したい場合は、
履歴をキャプチャしない方が効率よくモデルが作成できると思います。
使える機能、コマンドにも違いがあります。
○作業スペース
デザイン履歴をキャプチャしない場合、スカルプトとメッシュがあります。
○作成
デザイン履歴をキャプチャの方に、作業スペースのところになかった、
スカルプト(フォームを作成)、メッシュ機能へのアクセスコマンドがあります。
デザイン履歴をキャプチャしない場合、「液量」というコマンドが使えます。
フィーチャを検索は、他の3DCADデータを読み込んできて、
形状を認識してフィーチャを自動で作成してくれる機能です。
フィレットや面取りは、大きさの修正ができます。
○修正
デザイン履歴をキャプチャは、面にフィレットをするルールドフィレット」が使用できます。
また、パラメータ管理できる機能があります。
デザイン履歴をキャプチャしない場合、「面を編集」機能があります。
○検査
デザイン履歴をキャプチャしない場合、検証というコマンドがあります。
他のCADからインポートしてきたデータのチェックなどが行えます。
○挿入
デザイン履歴をキャプチャしない場合、背景キャンパスとTスプラインを挿入があります。