世界各地で感染が拡大している新型コロナウィルス感染症(COVID-19)問題の中で、人工呼吸器の不足する事態に陥っている国もあるみたいです。

そんな中、国立病院機構新潟病院 臨床研究医療機器イノベーション研究室室長の石北直之氏が、3Dプリント技術を用いた人工呼吸器を供給するためのプロジェクト「COVIDVENTILATOR」プロジェクトを発足したことをWeb記事で拝読。

日本人医師が「3Dプリント人工呼吸器」製作の協力者募集
 https://idarts.co.jp/3dp/covidventilator/  

石北先生は、以前に岩手県の医大に在籍したことがあり、今回の人工呼吸器も岩手県にいるときに研究されていたもののようです。

Web上から3Dプリント用のデータがダウンロードできるので、早速3Dプリントしてみました。

ダウンロードURL
https://drive.google.com/drive/folders/1DYRy8ob1gMdBsH0btx2hL-dvSP76QFNz?fbclid=IwAR1JVL69maRBZqBZbT60GKls8Htpq7rPXj1C0v3kM29HNQnv0CJQLxgjACs
 


まずは自宅にあるFLASH FORGEの「Adventure2」で1個ずつ作ってみました。予想よりキレイにできました。
写真 2020-03-29 21 21 03

設定などは、こちら。
(2種類同時に作れば1個あたりの時間は短縮できます。)
flashforge

まずは、こちらの2点の部品をABSで造形テストし、造形物の全体像と近接像の写真をハッシュタグ「#covidventilator」を付けて投稿し、プロジェクトチームの方で形状を確認し、十分に信頼できると判断でき次第、本データを送って頂けるようです。


続いて、会社(いわてデジタルエンジニア育成センター)にある「UP!PLus2」でも造形。
写真 2020-03-29 9 26 55

設定は、こちら
(時間算出は、2種類同時に作成した場合)※充填率は20%
upplus2


1回目は積層ピッチを0.2mmで作り、2回目は、より細かい積層ピッチ0.1mmでトライしてみたんですが、積層ピッチ0.2mmよりも先端の部分が潰れた形状になってしまいました。
図1

先端に熱が集中する時間が長かったのかもしれません。
他の形状も同時に造形するようにして、熱を逃しながら作らないとダメかなと思っています。

今回は積層ピッチ0.2mmの方でも、そこそこの出来ですし、造形時間は約1時間。0.1mmだと約3時間なので、0.2mmで検討を進めます。

実際に市内(岩手県北上市)の企業さんでトライしてみて頂けるということなので、結果は分かりしだい、また投稿したいと思います。

ヨーロッパなどの海外は特に人工呼吸器が足りなくて困ってるとのこと、日本も万が一に備えて準備をしていかないとですね。


実際に今回の人工呼吸器を使用されていると思われるYoutube動画


上に取り付けられているのが、多分そうでしょう。
図2


活動を紹介したWebニュース
https://medit.tech/fight-for-covid-190-3d-printing-ventilator/



続報
やはり薬事法の関係から難しいようです。。。